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タコ(硬い角質)をケアせずに、そのまま長期間にわたって圧迫し続けると、タコの中に硬い芯ができ、かなり痛くなってきます。これが魚の目です。タコと同様で、長い間、狭い靴やハイヒールを履き続けた場合や、長期に渡ってスポーツをされていた方に多くできています。タコが悪化していった結果と思っていただいたらよいと思います。足に合わないおしゃれな靴を履いて1日歩いただけで、魚の目が出来ることもあります。その場合は、とても小さな魚の目ですので、すぐに除去すれば1回で魚の目はなくなります。といっても自分で除去せずに専門家に任せる方がよいでしょう。病院や薬局で出している魚の目をやわらかくして除去するテープがありますが、これを使用したために起こるトラブルで来店される方が非常に多いです。このテープは上手に使用するときれいに魚の目を除去することができますが、一般的に皆さんは芯よりも広範囲に張り付け、それが歩くことによってずれてきて、芯だけではなく、芯の周りの皮膚までごっそりと除去してしまう、という結果です。それだけでしたらよいのですが、除去した後、そのまま保湿しないので、周りの皮膚がまた硬くなっていき、また新しい魚の目ができてしまいます。痛いのでまたテープを貼る、という繰り返しでどんどん魚の目の芯が大きく複雑になるように育てているようなものです。悪循環ですね。
日本では、薬局だけではなく、病院でもこの方法を勧めているのですが、正しい使用法を患者側に伝えていないことに驚いています。一時的に除去すればよい、という考えなのか、足のトラブルが増えているにもかかわらず、足専門の治療法が遅れているのか、残念です。もし、このテープで魚の目を除去するには、本当に芯の部分にだけ浸透するように、芯の形にカットして貼るとよいでしょう。貼った後は、歩いても絶対にずれないように、テーピングやカットバンなどで固定してください。魚の目歴の長い方は、芯が見えにくく複雑な形になっているので、テープの使用は避けた方がよいと思います。
本来は、魚の目の芯が出来る前に(タコの段階)きれいに削って保湿しておくことで魚の目にはならずにすむので、大切なのはお風呂などで足をよく触ったり観察する時間を作ることです。何となく硬いな、と感じたら即、保湿すればよい状態を保つことができます。できるだけ、足に合わない靴は履かないことが一番よいのですが、お仕事柄パンプスを履かないといけない場合は、通勤時間だけでも足にあったクッション性のよい靴を慎重に選んでください。ご自分の大切な足なのですから、守ってあげてください。
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